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新潟の養田様の圃場にて玄米黒酢の散布を実施致しました

 

2020年8月20日、新潟の養田様の圃場にて農業用ドローンを用いて石山味噌醤油株式会社の農業用玄米黒酢の散布を実施しました。玄米黒酢を用いた栽培のやり方を玄米黒酢農法と言います。玄米黒酢の主成分として以下のものがあげられます。

 

■酢酸

植物の体内でクエン酸となり、生命活動の基礎と成るエネルギー代謝を促進する。

■アミノ酸

グルタミン酸、アスパラギン酸、バリンなど旨味を増す作用がある。また、土壌有用微生物の繁殖を助け根の生長を促す働きがある。

■カリウム

カリウムイオンは気孔を開き、CO2の取り込みを促進し、光合成を活発化させる。

 

以上の成分から玄米黒酢の散布によって
・農薬使用量の削減
・梅雨の長引きによる日照不足による生育遅れの改善
に効果があると言われています。

 

すでに千葉県野田市ではこの玄米黒酢農法が定着し、「黒酢米」のラベルを貼った特別栽培米は市内の農産物直売所などで売れ行きが良く、市内の小中学校や幼稚園、保育園では給食として提供されています。

しかし、玄米黒酢は農薬に比べると頻繁に散布する必要があり、暑い夏に噴霧器を背負い、何度も散布するというのはとても重労働です。そこでドローンで散布できないかという依頼がございました。養田様に散布する様子をご覧いただいたところ、「ホースを引っ張って作業をするのと比べると、とても楽だね」とご好評をいただきました。

 

玄米黒酢農法は誰もが安心して食べられるものを作りたいという作り手の強い気持ちから生まれた栽培方法です。
弊社としても、そのような作り手の方々の思いを大切にし、ドローンによる玄米黒酢散布を広め、健康で安心な農作物づくりに貢献していきたいと考えています。

 

散布に関する問い合わせは「須永(すなが)」まで。