ドローンはどのような仕組みで飛んでいるのか、ドローンの飛行について学ぶ!
近年ニュースなどでよく聞く「ドローン」という単語。なんとなくイメージはできるけど説明してほしいといわれるとうまく言えない方が多いのではないでしょうか。
「ドローンに興味はあるけれど、なんだか難しそう」「ドローンってよく聞くけど何に使われているの?」と思っている皆様に基礎知識からドローンに関する法律まで、引き続き本ブログでお伝えします。今回は飛行練習と一緒にどのような仕組みでドローンが飛行しているのかを学んでいきましょう。ドローン操縦をこれから始めたい方や、ビジネスへの活用に関心がある方は是非ご覧ください。
ドローンの向きを一定に保つため、モーターの回転方向は、反トルクを打ち消すため隣り合ったモータが逆の回転方向になるように配置します。
モーターの回転数を変えることで、推進力や回転軸(ロール軸、ピッチ軸、ヨー軸)を制御する際に、それぞれ独立して指令を与えることが可能になるんです!
■ドローンの飛行の仕組み
迎角のついたプロペラが回転することで、プロペラの上下で気圧差が生じます。「プロペラの上の圧力<プロペラの下の圧力」というような気圧差により、揚力が生じてドローンは飛行します。
揚力とは、ドローンなどを押し上げるように、上向きに働く力のことです。
ドローンは各モーターの回転数を変えることで、ホバリングや様々な方向への移動が可能となります。
・ホバリング…揚力と重力が等しくなる
・上昇…4つのモーターの回転数が高くなる
・下降…4つのモーターの回転数が低くなる
・前後左右移動…進行方向とは反対の2枚のプロペラの回転数が高くなる。機体が一定の傾きになり、進行方向へ移動する。
・左移動…右回転のプロペラの回転数が相対的に高くなる
・右移動…左回転のプロペラの回転数が相対的に高くなる