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ドローンの安全機能とフェルセーフ機能、トラブルに対応する機能の種類や内容について解説

ドローンには発生したトラブルに対応できるよう様々な安全機能が搭載されている機体もあります。機体によってその機能は異なりますが、今回は代表的な機能について解説していきます。

 

ドロン先生…。外で飛行練習していたらドローンが意図せぬ方向へ飛んで行ってしまいました…。何とか事故もなく、機体も発見したんですけど…。
まるちゃん
まるちゃん
ドロン先生
ドロン先生
安全は十分に確保していたとは思いますが、少々危ないですね…。所持しているドローンの安全機能は確認しましたか?
安全機能?
まるちゃん
まるちゃん
ドロン先生
ドロン先生
ドローンにはトラブルに対応する『安全機能』が搭載されている機体があります。すべての機体に機能が備わっているわけではありませんが、今回は代表的な機能を学んでみましょう!

 

 

安全機能

ドローンの安全機能の例として、下記の機能が挙げられます。

■ジオフェンス機能

あらかじめ設定されたエリア外へドローンが飛び出さないよう制限をかける機能です。離陸した地点からの水平距離、高度を基準として設定可能となります。

 

■障害物回避機能

ドローンに取り付けられた光学センサー等で周囲の空間を認識します。障害物に近づくと、その場でホバリングしたり、警告音を発したりし、障害物への衝突を防ぐ機能です。

 

■自動帰還機能

位置情報をもとに、ドローンが自動的に離陸地点に帰還する機能です。自動帰還機能は、基本的に離陸地点の上空へ直線で飛行します。

※障害物回避機能の無いドローンで自動帰還機能が作動すると、離陸地点との間に障害物(ビルや建物など)がある場合、障害物に衝突する恐れがあります。

 

■パラシュート機能

ドローンが墜落する事態に陥った場合にパラシュートを開傘させて、人・物・機体本体に対するダメージの軽減を図る機能です。

 

この機能が搭載されていればトラブルが起きた時も落ち着いて対応できますね!
まるちゃん
まるちゃん
ドロン先生
ドロン先生
機体ごとに仕様は異なりますので、安全機能の有無は必ず確認をしましょう!

フェルセーフ機能

フェルセーフ機能とは、操縦中に機体に異常が発生した場合に、危険を回避するためのシステムや機能のことです。エレベーターの緊急停止装置や、漏電遮断器等があります。

 

操縦中のドローンの異常としては、ドローンと送信機の電波が切れてしまうことや、ドローンのバッテリーの残量低下等が考えられます。

異常が発生した場合、自動帰還機能が作動したり、その場で着陸をしたりなどの操作が自動で行われます。

 

フェルセーフ機能もあれば飛行時も安心です!
まるちゃん
まるちゃん
ドロン先生
ドロン先生
ただし、フェルセーフ機能は危険を回避するための機能のため、最終手段となります。日頃操縦する際は、フェルセーフ機能に頼らず操縦しましょう。
ドロン先生
ドロン先生
次回は遵守事項となる飛行の方法について学びます。