次世代農業用マルチローターの体系
TA408は軽量、コンパクトで可搬性に優れ、高度維持センサー、デュアルGPSの搭載を初めとする、フライトコントローラーのブラッシュアップにより、飛行特性そのものを高次元で達成。パイロットの熟練度に依存せず、安全かつ効率的な農薬散布が可能です。
特徴
一般社団法人 農林水産航空協会 認定機体
マルチローター性能確認番号 第MR-23
散布装置性能確認番号 第MRK-32
日本農業イノベーション
日本の農業形態に合わせて、独自に開発した農業専用フライトコントローラー搭載。従来の薬剤散布をもっと安全、もっと簡単に。新しい時代の散布はTA408から始まります。
メリットポイント
- ・圃場に入らない
- ・液剤を背負わない
- ・圃場を歩かない
ソリューション
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- ■大区画圃場の場合薬剤散布に多くの作業時間がとられる
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TA408なら約1haの散布が12分で完了。
(*除草時間の場合、1949年では1haあたり50時間、1999年では2時間かかっていたという農林水産省の調査結果があります。)
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- ■薬剤散布は体に負担がかかって大変
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ドローン散布なら田畑に入る必要なし。しゃがんで作業することもないため、労力が軽減します。
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- ■手散布だと無駄に多くの薬剤を撒いてしまうことがある
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TA408は一定量を同じ散布幅(4m散布幅確保)で撒くため、こぼれや過剰散布の心配がなく経済的です。
機能
- 01
タブレットやパソコンは不要
難しくて分かりにくい設定は必要なし。機体とプロポだけで散布作業がすぐに始められます。
- 02
高度一定制御レーダーにより、機体と作物の距離を一定に
高精度レーダーの働きにより、リアルタイムで距離を感知し、高度維持を行います。スティック操作なしで散布の均一性を確保します。
- 03
プロポ(送信機)のみで設定可能なセミオートモード搭載
セミオートモードとは、一辺(A点とB点)を登録することにより、以降の飛行を自動で行ってくれるモードです。作物から一定の距離(2m)を保ちつつ、散布幅分(4m)の横移動を自動で行います。散布スイッチのON/OFFのみで、安全で簡単に均一な散布作業を行うことができます。
- 04
4軸マルチローターだからこそ可能な力強いダウンウォッシュ
下方向に力強いダウンウォッシュが生まれ、液剤が株元までしっかりと届きます。ダウンウォッシュによる防除効果が期待できます。
*4軸:プロペラの数
*ダウンウォッシュ:プロペラが起こす吹き降ろし風。
- ●30インチ×4ローターにより協力なダウンウォッシュを実現
(収益面に直接影響する散布性能重視の設計) - ●自動飛行*(4m散布幅の確保によるAB間飛行アシスト)
- ●高度維持センサー搭載
- ●デュアルGPS搭載
- ●取付、取り外し、充電が簡単なバッテリー
- ●フレキシブルノイズによる散布アーム折れ防止仕様